タオルに関する説明|Q&A

プリントされた製品が洗濯すると最初泡立つような気がします

プリントされた製品が最初泡立つような気がします、なぜですか?

 プリントされた製品は最初泡立つ場合があります。これは色液の構成と関係があります。

タオルや布帛に使用する色の元素材はほぼ、さらさらの液体です。
また素材に定着させる樹脂なども漢字を見ると粘度があるように見えますが、これもさらさらの液体です。
これら液体のみを綿布にプリントしても綿布が吸い込み過ぎて柄が形成できません。このために一時的に素材の上で柄を形成させるために粘土のある水溶性の液体を混ぜます。これを増粘剤と言い、バインダーとも言います。
触った感覚で言うと、液体であることは間違いないですが、ヌメヌメとした感じがするものです。似たような感じで言うと水糊のような感じです。

 カッターシャツなどを買った際、ピシッと皺無く糊が利いている場合があります。これと同じような事がバインダーを使うとおこります。綿布に使用する増粘剤は混ぜると泡立ちます。元々透明なのですが、泡立つと白くなるため見た目から乳化剤とも言ったりします。もちろん人体にも環境にもまったく影響のない物を弊社の場合は使用しています。

ちなみにバインダーは泡立ちますが、洗浄作用などは一切ありません。しばらく洗濯すると水溶性ゆえに簡単に落ちてしまいます。

 色液は最近の方々がどのように言われるのか知りませんが、昔の職人と話しをすると色糊と言ったりもします。

  • 2019.04.21
  • 11:28

京都でタオル製造、織りから製品まで。山里の小さな工場

京都でタオル製造とは聞いたことないですが、どのような所に納められていますか?

 確かにタオルと言えば、まず四国の今治産地が有名で、大阪の泉州地域も大きなタオル産地です。しかし当然のことながら、これらの産地だけでタオルが作られているわけではありません。タオルを製造されている会社は産地以外にも存在しております。ただし、昨今の海外製品との価格差や、綿糸の高騰、材料費の高騰などを含んだ競争力の低下により、製造している工場が減っているのは日本全国的に同じだと思われます。

 昔には弊社の付近にも数社のタオル製造工場がありましたが、今では弊社1軒のみという現実もあります。またその事実により、組合の形成などには至らず、弊社1社のみのアピール力では至らず、結果的に認知度が少ないのもあります。そこで言わしていただきたい、「タオル作ってますよ、京都の山里でこつこつと」。

 最近聞かれるのが、主にどこに納めておられますか?という質問ですが、基本的にサイトにて読み取れる、または判別出来る範囲でしか公開しておりません。これは守秘義務によるものです。よって工場内の見学も積極的には受け付けておりません。あしからずご了承ください。

 このことにより、取引先の銀行である京都北都信用金庫さんにも質問がいくようになりました。当然のことながら銀行さんにも守秘義務がありますので、返答はされていません。ただしこういった場合のために、取引先を紹介されているサイトページを作られています。京都北都信用金庫様による弊社の案内

 また、オリジナルタオル製作受注サイトにて、許可受けた上にて一部実例も載せています。オリジナルタオル製作サイトにより製作実績

サイト内弊社の歩みなども参照いただければ幸いです。

  • 2019.04.21
  • 11:14

匁(もんめ)とは?匁の表現について

匁(もんめ)って何?匁は厚さなの?

このページは、たおる小町のタオル商品で表記している
目方(重さ)の単位、匁(もんめ)について説明しております。


匁(もんめ)とは?

尺貫法の単位の一つ。一匁(いちもんめ)は一貫(いっかん)の千分の一。

一匁は3.75グラムに当たります。反物取引やその加工業の中では、今でも使われています。和菓子の業界でも使われている単位。


匁のとらえ方

最近では輸入物のタオルが市場の大半を占めるようになり、匁の単位そのものが意味をなさなくなっています。大手スーパーや通販のカタログを見てもg(グラム)表記が多いので、これも時代の流れなのかもしれません。これは感覚として、作るという労力ではなく完成された物が容易に手に入れられるようになった一つの形ではないかと感じています。見方を変えると、より消費者側に立った一つの流れだといえるでしょう。

弊社のこのサイトでは、今でも匁表記を多用しています。
サイズの表記にも約という表示してあるように、織り物をg(グラム)単位で合わせていくのは容易ではなく、何より仕事単価的に合ってきません。また、仕上げ加工方法によっても少々のことは簡単に違ってきます。空気中にランダムに舞っていく毛羽(埃)の量まで量っていけないように、匁というのは織物を支える最低限の単位ではないかと思っています。

匁というのは繊維に携わる者にとっては非常に扱いやすく、トラブルの軽減にも役立っています。このトラブルの軽減が結果的にお客さんとのトラブル軽減にもつながっているのだとも考えます。


匁をグラムに変換して考えてみる。

タオルは習慣的に、100匁(375g)あたりの重さで取引されていました。

これを匁廻しと言い、目廻し何百円と言う具合に取引されるのが通常でした。これはよほど大きなサイズのものでない限り、12枚(1ダース)当たりが前提とされます。

例えば200匁のタオルがあったとすると、
200匁×3.75(1匁=3.75g)=750g(1ダースの重さ)
750g÷12(1ダースは12枚)=62.5g

200匁タオルはおよそ62.5gくらいのタオルということになります。

逆に見てみると例えば62gのタオルがあったとすると、
62g×12(1ダース当りに直す)=744g(1ダースの重さ
744g÷3.75(1匁=3.75g)=198.4匁
およそ200匁のタオル
この場合200匁で織られたタオルということになります。

  • 2019.04.21
  • 09:48

タオル風合い表現「普通タイプ」と「しっかりタイプ」の違いについて

タオル表現の「普通タイプ」と「しっかりタイプ」の違いについて

 「普通タイプ」と「しっかりタイプ少々厚手」というのは弊社が自社タオルを表現する場合に使っている言葉です。
「普通タイプ」は主に、20/1糸(ニマルタンシ)を使用しており、「しっかりタイプ」は30/2糸(サンマルソウシ)の撚り糸もしくはそれ以上の素材を使用しています。それ以外の糸表現をしている素材は、別の機能を備えている又は特殊な撚り糸を使用している場合があります。

 さて、20/1糸や30/2糸と言う表現は何を示しているかというと、20という太さの単糸(一本の糸)、30という太さの糸2本の撚り糸という意味になります。重要な点としてこれはどちらが特別良いという事ではありません。物には目的・意図によって適切という塩梅があります。20・30と数が10づつ増えていくに従い、糸が細くなっていきます。20/1糸と30/2糸では、30の方が細いですが2本撚ってある為、目立って太さが明らかに異なるわけではありません。風合いや機能は少しだけ変わってきます。一般的に細い糸の方、もしくは撚り糸の方が糸の仕入れ価格としては高い傾向にあります。

 それでは、弊社の「普通タイプ」230匁フェイスタオル白と「しっかりタイプ」260匁フェイスタオル白で説明していきます。下の画像は双方のタオルを並べたものですが、厚さには大きな違いはありません。使用糸量には違いがありますが、30匁程度の違いでは見た目の厚さには大きな変化はありません。単糸と撚り糸なので長期に使用していく際には違いは出てきます。よく厚さの違いを過度に比較した画像を見かけますが、注意が必要なのはタオルは糸量以外にも、風合い加工によっても見た目を変えることが出来る点にあります。過度な風合い加工は、初め見た目は良いのですが、柔軟剤や糊によるものなので、使用していく際に必ずしも良い効果があるわけではありません。


タオル素材比較画像
弊社タオルによる比較


 「普通タイプ」230匁白フェイスタオルは弊社では目方(匁・重さ)・パイルの長さ・厚さなど、弊社が基準にしている日本の環境下での普段使い用のタオルです。

 弊社のタオルは後晒し加工といって、タオルを織ってから晒し加工(タオルを白くする加工)・洗い加工を行っております。柔軟剤も適量なので吸水性は非常に良いタオルです。230匁に使用している20/1糸の特徴は、まず大きくはコスト面があり、風合いが立ちやすく、柔らかく感じたり、目方の付き方によってはボリュームが立ちやすかったりします。

 ボリュームが立ちやすいと言えば、他に無撚糸や中空糸などがありますが、欠点として毛羽が出やすい点があります。これは風合いが立ちやすいイコール毛羽が出やすかったりするためです。

 20/1糸もそれ以上の細い糸に比べれば毛羽が出やすい傾向にはありますが、基本的には日本のタオルではかなりよく使用されている糸の種類となります。

 いろんなところで、毛羽を気にされている記述を見かけますが、タオルの場合、毛羽が風合いと吸水感(あ~吸水しているな~という感覚)に関連しているので天然繊維である綿にこだわるなら難しい問題です。

 「しっかり総パイルタイプ」260匁白フェイスタオルは、「普通タイプ」に比べて30/2糸と細い撚り糸を使用しているので、ぐっと締まった感覚を得られます。特徴としては、しっかりしているだけあって長く使用しやすく、風合いも長期に渡って変わりにくい素材です。(適度な柔軟剤や洗剤を使っての範囲)。使用しはじめの柔らかさは20/1糸の方が柔らかいと言われる方も多いですが、肌触りはむしろ30/2糸の方がよくなりやすく、やはりコスト面だけのことはあります。毛羽も20/1糸に比べ30/2糸の方が出にくい傾向にあるかと思います。業務用に向いているとも言えます。

 糸の種類以外に、綿花そのものの産地、 超長綿(これと同じくコーマ糸)など繊維そのものの違いもあり、素材に関してはいろんな要素があるので、これはまた別のお話として。

 弊社は過度に厚手のタオルを作る傾向をもっていません。日本は高温多湿の環境が長く続く国であり あまり厚手のタオルだと乾燥しにくく、ばい菌も繁殖しやすい環境あります。 その対策として、化学繊維や除菌洗剤に頼りすぎるのも リスクはあるかと思います。環境も考えた、タオル作りでありたいと考えています。

  • 2019.09.16
  • 15:16

タオル吸水性に関する全般的な返答

タオルの吸水と「たおる小町」製品の加工について教えてください。

 まずタオルに求められる一般的な事として、風合い(柔らかさ)、厚さ、サイズ、そして吸水性があるのではないかと思います。弊社はすべてのタオルを後晒しという工程で行っています。この後晒しという工程は、紡績後の綿糸をタオル織機に掛けて織ってから、白く晒す工程のことです。晒すとはこの場合、糊抜きと精練、漂白と蛍光などの一連の作業を指します。

 タオルを長期使っていく中では糸の選別や織りの具合が重要になってきますが、吸水性という観点から見ると、糊抜きと精練(せいれん)が重要な観点になってきます。なぜなら綿は地球環境から与えられたもので、成長の具合や産地などで繊維長など品質の違いはあっても綿(セルロース)であることに変わりはありません。ちなみにオーガニックコットンなどは環境面での観点になります。

 綿糸は元々ワタの種子から取れる繊維なので植物として持っている油分があります。それをタオル織物として成立させる為に、織機に掛ける必要があります。この織機に掛ける事を理由に、綿糸に糊が付けられます。糊を付けないと摩擦により糸が切れやすくなったり、不具合が生じるので、それらを防ぐのが主な理由になってきます。近年ではこの糊付けを省いた無糊の綿糸もあります。無糊綿糸は糊抜きの加工を防げるのと、柔軟剤をほぼ使わなくても柔らかい場合があるので、エコ綿糸としてオーガニックコットンと同様に注目されています。弊社も実際一時期これでタオルを製造したことありますが、吸水性も増し良い事は良いのですが、毛羽立ちが目立ちやすいという意見もあり今は休止しています。高度な技術で紡績された綿糸も、たいてい一長一短はあるものです。


タオルの「晒(さらし)」という加工について、そのバランス。

 さて、織っただけではタオル製品にはなりませんので、例えば白くするために前加工として、まず糸に付いている糊を落とします。これには酵素の糊抜き剤が使用されます。その後、綿の油を取るため(精練加工)苛性ソーダが使用されます。そしてようやく、白くする場合は漂白、蛍光などの加工が行われていきます。

 この糊抜きと精練で綿そのものを生かしていきますが、この作業ですべての油分や糊が取れるわけではありません。100%ではないのです。なんどもこの工程を繰り返すことにより、相当の油分は取れますがそれは全然エコではないですし、一度にすべて100%は使う材料が強いので良いとは思えません。それに油分を全部取ったタオルがどのようなものか?。何十年も使い古したタオルで柔軟剤もそれほど使ってないと、ガシガシした風合いのタオルになりますが、それでも吸水性は最高で、そればかり棚から取って使う、そういった記憶はありませんか?。まさしくそんな感じのタオルになると思います。風合いをある程度保つ油分、そして吸水性、これらは人がタオルに要求する風合いと吸水性などと相反する所にあり、このバランスが考えどころになってきます。


タオルの使用に際して、風合いと吸水性、厚さと使いやすさ

 弊社のタオルの場合、普段使いのタオルをとってみると、比較的過度な加工は行っておらず、柔軟加工も少しなので、手に届いた時にはそれほどボリュームを感じないかもしれません。しかし、自宅で洗剤を使って洗うなどしていただくと徐々に風合いが立ってくると思います。洗濯時に洗剤の説明をよく読んでいただき、柔軟剤も少量にしていただくと、綿糸に残っている油も減ってくるので吸水性も増す想定になっています。上記項目で書いた残りの油分などは使用時に徐々に減る考えだということになります。

 基本的には新品時から吸水しますが、人により不満足ということもあるでしょうから、1回から数回洗ってから使っていただくのが良いかと思います。  タオルを考える場合、弊社は日本の生活環境という観点で考えて作るようにしています。

タオルは風合いを増そうとすると、厚くするという視点がありますが、やりすぎると、吸水時重たかったり、乾きにくい、それにより菌が繁殖しやすいなどが起こります。比較的高温多湿の時期の長い日本は、これらのバランスを配慮した製品が良いのではないでしょうか。吸水性は、よく実験などであるビーカーに浸してなど見かけますが、それは頻繁にある環境ではなく、基本的に拭き取る場所を面で捉えていく使用環境にあると思います。そのため吸水性を感じる感覚は、ある厚み以上はそれほど意味がなく、むしろ風合いを含む満足度と関係していると思っています。


洗剤を一切使わずに洗って吸水するようにしたいのですが?

 基本的にはある程度初回から吸水するように製造しているのですが、当然買い始めのタオルといった印象は拭えません。その場合、1回から数回洗剤で洗濯していただくと変わってくるはずなのですが、洗剤を一切つかいたくないとなると肌に合わないなどいろんな問題があるのでしょう。その場合、明確な答えが出せずに申し訳ないですが、肌に合う石鹸などで洗っていただくというのではどうでしょうか。それか時間は掛かるかもしれませんが使用回数を増やして洗っていただくことで徐々に効果は出てくるのではと考えます。

  • 2019.04.21
  • 01:51

日本製タオルと中国製タオルの違い何でしょうか?

日本製タオルと中国製タオルの違い何でしょうか?

 日本製タオルと中国製タオルの違いは何でしょうか?という質問を電話でいただく場合が多いので、一つの見解を書いておこうと思います。

 私は日本製タオルと中国製タオルという、あまりに大きな括りで比較するのは無理があると思います。なぜならタオルは作っている会社、もしくは作っている人、辿っている工程によって違う物で、国で分けられるものではないからです。

 人が関わり、国によって労働賃金が異なる事を考えれば単価の違いは当然のように出きます。それは、作物、食品、工業製品、服飾製品、同じことです。

織りの仕様一つ見ても各工場異なるのは当然のことであると思えるし、使用する糸、晒し(白くしたり、カラーにしたりする工程)でも異なってきます。さらに繊維製品の場合途中工程で水を多く使うので水によっても異なってきます。各工程で使う色材も各国で基準が異なるので違うでしょう。このように違ってくる要素は多々あります。

 そのような違いを考えて見てみると、どこの国でも素晴らしいタオルを作られているでしょうし、それは見た目、環境、その土地の習慣・風土に合わせた物、力のいれどころは様々であるでしょう。製品の違いは、国ではなく誰が主体となってそのタオルを作っているかというところではないでしょうか。

 たおる小町の経営理念は、「喜びをつくる つながりを紡ぐ 土地に生きる」となります。
京都の丹波の山里でタオルを作るという事を考えた上で、豊かな自然に感謝しつつ、物作りを行っています。決して設備豊富な何でも出来る工場では無いので、その中で、自分達に出来る製品を発信しつつ、次何が出来るだろうと模索しています。基本的なベースにあるのが、弊社の場合、まずは日本国内に向けた製品となるので、日本の環境下で使いやすいタオルって何だろうと考えつつ製品を作っています。

製品は、どこかを過度に良くすると、何か弊害が出ます。毛羽が出やすかったり、吸水が悪くなったり、乾きにくかったり、その現象は様々です。また、見た目や人に寄りすぎた製品を作りすぎると、今度は環境に負荷が掛かってくる場合があります。それら様々な事象のバランスをどのように取って、使いやすい製品とするかが、製品を作る人の考えによるものかと思います。

  • 2019.04.21
  • 00:52

水につけると、タオルが青みがかった様に見えるのは何故でしょうか?

タオルの青みに関して

タオルは場合によっては青みが掛かって見える場合があります。
ただし先に書いておかなくてはならないのは、人体に何か影響を及ぼすようなものではありません。
まったく問題無く使用していただけます。

弊社の場合で言えば、白タオルそのものが青晒し(あおさらし)といって青の要素を持っています。
晒しとは、綿の油を抜き、漂白蛍光を行う等の一連の工程を言います。
タオルそのものを綿糸で織って漂白で白くしますが、この際まったく白になるのではなく 青みを持った白になります。(これに対して黄色みで行うのが黄晒しと言います)

 タオル製造工程では漂白・後染めの工程にあたり 、弊社創業当時からの協力工場(染工場)で行われています。

 漂白剤で白くする場合、何も行わないとまったく白になるわけではなく 黄色く、タオルとしてはどちらかというとまだらに見えるような 何とも言えないものになります。
これを調整するために青をほんの微量だけ足すのですが 、この青がタオルを釜に入れて漂白を行う際、いろんな塩梅の問題で若干強く掛かってしまうことがあります。 これは経験をかなり積んだ職人でもなかなか難しいものです。

水につけると、という部分に関しては  青みが少し強く掛かっているタオルで  毛の向きなどの変化でそのように見えるのかもしれません。化学変化をおこすような物はタオルそのものにはないので、何かとタオルが反応したとは考えられません。

これを避けたい場合
漂白を行わない生成りのタオル(漂白蛍光を行わないタオル)というのもあります。→自然派タオル 

  • 2019.04.20
  • 16:04

カラータオルを服とかと一緒に洗濯をすると、色落ちは?

一般的な洗濯方法の場合、カラータオルの色落ち、色移りに関しては過度に意識する必要は無いと考えます。多くの場合問題無く普段の洗濯で、色落ち、色移りを感じる事無く使用していただいています。
ただし、濃色の染めを行ったカラータオルに関しては、ある程度意識してください。 弊社の製品では、黒や赤のカラータオルは濃色染めになります。

  一般的な洗濯とは、水(常温、低温)による、家庭用(日本製)洗剤による洗濯、脱水、洗濯機から取り出しての乾燥を差します。

タオルの洗濯について」のサイト内ページに目を通していただけると幸いです。

※洗濯についてさらに詳しく

タオルの染めに対する、一般的な懸念と対処を記述します。
基本的には、届いたばかりの色物はしばらくの間、そうで無いものと洗わない方が良いです。

  • 色物(カラータオル)は初め色落ちすることがありますので、白物と一緒に洗わないでください。
  • カラータオルには、塩素系漂白剤(又は塩素・漂白剤を含む洗剤)は使わないでください。色落ちの原因となります。
  • 洗濯して濡れたままの状態で長時間放置していると、色物から白物へ色移りする可能性もあるので、お止めください。
  • 塩素をたくさん含んだ水で洗うと、洗濯物が変色しやすいなどいろんな問題が起こりやすくなります。

どうしても心配な場合

白タオルや染めを行っていない自然派タオルをお薦めしています。
白タオル 普通タイプ
自然派タオル(無蛍光、無漂白)

洗剤、洗濯環境も様々で、特にお風呂の残りお湯などで白物と 一緒に洗ってしまえば、色落ちの可能性は増します。また素材の劣化にも繋がります。
また、シルクなど繊維として細かい服素材は一般的に色物と洗うと 染まりやすい性質があります。 色に関して気にされている場合は、参考にしていただけると幸いです。

  • 2019.04.20
  • 15:40

タオルの洗濯機乾燥(ドラム式洗濯機の乾燥)を行ったときの毛羽落ちに関して

ドラム式洗濯機の乾燥に関して

 最近洗濯乾燥機(ドラム式洗濯乾燥機)を使われる家庭が増えてきており、これにより今まで問題になりにくかった洗濯乾燥をおこなった際の毛羽落ち問題が際立つようになってきました。この洗濯乾燥がどのようなものかというと、昔からタオルに付けるデメリット表記で「タンブラー乾燥はお避けください。」という表記があるのですが、このタンブラー乾燥と同じ事になってしまいます。

 タオルを洗濯乾燥機で乾燥させると、熱風で毛を起こしつつ、ドラムの中でぐるぐる回すことになります。これはタオル素材にとっては結構激しい扱いになります。風合いは立ちやすくフンワリ柔らかになる一方、毛羽を起こして立てる行為にもなり、他の洗濯物や洗濯機と摩擦を起こすことによって毛羽落ちを際立たせることになります。

 洗濯乾燥機は家庭にあると便利なもので、洗濯物が乾きにくい冬場などで重宝するものになります。 タオルを乾かす際に洗濯乾燥機を使う場合は、各自で合うかたちに工夫していただく必要があります。たとえばタオルのみ時間を短く区切って完全に乾かしてしまわずに、あくまで乾燥の補助として使っていただく方法や、その際に洗濯用ネットを使ってみるなど、生じる毛羽も抑えることが出来るかもしれません。

  • 2019.04.21
  • 00:27

タオルQ&A|タオルに関する話、匁計算、タオル洗濯の方法など

  • 2019.05.25
  • 22:21

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